マネックスがコインチェックを買収しようとした背景とは?

マネックスがコインチェックを買収するのか?

こんにちは、バラです。

 

2018年1月にネムが盗まれるという
いわゆる「コインチェック騒動」を起こし、
仮想通貨業界に大きな衝撃を与えました。

 

その後、ネムを消失した利用者に対しては、
補償を行うという処置を行い、
少しずつ立て直してきている様子を見せていました。

 

コインチェック騒動に関して、私の考えを述べている記事はこちら

⇒コインチェックから「日本円出金再開」の連絡がきました

 

そんな折、マネックスがコインチェックを買収か?
という大きなニュースが飛び込んできましたね。

 

今回はこの話題について、
触れてみたいと思います。

そもそもマネックスとは何?

その前にまず「マネックスって何?」
という方もいるかもしれませんね。

 

投資をしたことがある方にとっては、
馴染みのある会社なのですが、
そうでない方は聞きなれない方もいるかもしれません。

 

マネックスは現在はグループ会社になっていますが、
もともとは「マネックス証券」が始まりでした。

 

いわゆる証券会社ですね。

 

1999年に創立したマネックス証券は、
ネット専業の証券会社の先駆け的存在としてメジャーな証券会社です。

 

他にネット専業証券で有名なところいえば、
楽天証券、カブドットコム証券、SBI証券辺りですね。

マネックス証券がコインチェック買収による背景

NEM流出騒動が起こってから、
コインチェックは支援先を募っていました。

 

それに応じる格好となったのがマネックスです。

 

マネックスに関しても、
以前から仮想通貨の業界に参入したい狙いがありました。

 

ただイチから仮想通貨の業者を作り上げようとすると、
膨大な時間がかかってしまいます。

 

このことに関しては、
以前のこちらの記事も話しています。

⇒ヤフー(Yahoo)が仮想通貨交換業へ参入?

 

コインチェックが支援先を探している。

 

そしてマネックスは仮想通貨業界に参入したい。

 

しかしイチから作り上げようとするとあまりにも時間がかかる。

 

だからどこかの仮想通貨取引所を買収できることが一番望ましい。

 

この両者の利害が一致した形になりました。

 

マネックスとしては「お金で時間を買う」といったところですね。

 

考え方としては、
以前紹介したYahooのような戦略と全く同じ考え方ということですね。

 

ただコインチェックに知名度がある分、
マネックスの方がアドバンテージがあるような気はしますね。

コインチェック買収の提案内容として

今回の買収案の内容としては以下の通りになっています。

 

・買収額は数十億円。

・マネックスから経営陣が派遣され、マネックス主導の経営

・現コインチェックの和田社長、大塚取締役は経営から外す

・和田社長、大塚取締役は株主としてはそのまま残る

 

といった内容が盛り込まれています。

 

これ受けて株式市場では、
マネックス株が高騰しておりストップ高を記録していますね。

 

市場でもこの買収計画というのは、
プラスに取られているという表れだと思います。

実績がある企業が仮想通貨に参入することの信頼感

以前にもYahooが仮想通貨に参入するという記事を書きましたが、
今回のマネックスにしても大きなニュースになります。

 

マネックスはネット証券の先駆け的存在で、
その知名度は投資の世界では知らない人はいません。

 

そのメジャーなマネックスが参入してくることは、
仮想通貨業界にとってプラスの要素になることは間違いありません。

 

またコインチェックのバックにマネックスが加わるとすれば、
金融庁の認可が下りるのも、
以前よりも早く下りる可能性もあります。

 

個人的にはこの買収はぜひとも実現させてほしいですね。

 

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