ヤフー（Yahoo）が仮想通貨交換業に参入するメリットとは？

こんにちは、バラです。

仮想通貨に限らず、
新しい世界（業界）に既存の大手企業が参入してくることは、
その業界にとっては大きく注目されることになり、
一般的には喜ばしいことであります。

そして仮想通貨の業界にも、
そのような波が押し寄せてきていることは事実でしょう。

ITの大手企業である「ヤフー（Yahoo）」が、
仮想通貨の交換業への参入か？という報道が出ましたね。

私は大変喜ばしく感じています。

ヤフーの仮想通貨交換業への参入の背景

もともとはヤフーの子会社である「ワイジェイFX」を通じて、
仮想通貨の交換業者「ビットアルゴ取引所東京」への
出資を検討しているというものでした。

ビットアルゴ取引所東京は2017年12月に
改正資金決済法ののもと金融庁から認可が下りた
4社のうちの1社でした。

おそらくヤフー側としては、
イチから交換業の登録を目指すとなると、
今の環境では認可が下りるとことは難しいと判断したと思われます。

あのコインチェックやザイフ問題が勃発している今、
容易に認可が下りないのは明らかでしょう。

それを見越して、
すでに金融庁から認可が下りた交換業者に出資することにより、
スピーディに仮想通貨業界に参入するのではという見方が強いです。

ただ、ビットアルゴ取引所東京側は、
この動きに関しては否定していますね。

「正式な発表ではない。
他社との提携を含めて様々な可能性を検討している」
ということでした。

すでに仮想通貨業界には、
大手といわれる企業が参入してきているのが実情です。

実際にIT業界では有名な、
DMMやGMOはすでに仮想通貨の交換業者として
取引を行っていますね。

ただDMMやGMOはまだ国内で聞いたことがないという人もいるでしょう。

そこで例えば交換業ではありませんが、
一番身近な大手といえば楽天でしょうか。

楽天では、
独自通貨「楽天コイン」の構想を発表し、
その本格導入に向けて開発がすすめられています。

楽天コインに関する詳しい内容は、こちらをご参考ください。

楽天コインでは、
実需の部分を浸透させてくれる通貨として、
非常に期待しています。

2017年にCMやメディアの取り上げで、
一気に認知度が上がっていった仮想通貨業界ですが、
その中身（安全性、セキュリティ）が伴っていなかったので、
不正等が起こり一気に寒い市場になってしまっている雰囲気を漂わせていますね。

ただ私はそのようなことは考えていません。

これからが仮想通貨の始まりだと、
このブログでも常に言っていることです。

もちろんそのためには
まだまだ品質を高めていく必要はあります。

特に詐欺的なICOの規制と
取引所による全体的なセキュリティの向上です。

この2つが今よりも良くならないと、
更に発展していくのはなかなか難しいでしょう。

そのためにブエノスアイレスでのG20には期待していたのですが・・。

ヤフーが本格的に参入してくるのは、
来年以降と思われます。

楽天の楽天コインもまだ構想の段階ですので、
実用的になるのはまだ先の話でしょう。

ただこれらが実際に参入として完了すると、
世の中の見方も確実に変わるでしょうね。

その時に改めてこの業界がどうなっているか、
非常に楽しみになりますね！