今回のG20で仮想通貨業界が改善されると踏んでいましたが・・

G20 ちょっと残念な結果で終了しました

こんにちは、バラです。

 

3月の19~20日にかけて
アルゼンチンのブエノスアイレスで行われたG20ですが、
ちょっと私自身としては残念な結果で終了してしまった感じですね。

期待外れだった今回のG20

今回のG20では、
仮想通貨についての議論が大きな注目を集めていましたが、
結果的にこの会議で大きな動きを見せることはありませんでした。

 

その理由としては、
仮想通貨が金融市場を脅かすにはまだ規模が小さすぎるとのこと。

 

実際に金融安定理事会(FSB)のカーニー議長が、
「仮想通貨全体の市場価値はピーク時でも世界経済の1%に満たない」
と指摘しています。

 

ただ、後々は何かしらの対策は講じると思いますが、
現段階ではいわゆる「静観」状態で終えることになりました。

 

実際にはG20開始前からこのような情報が流れていたため、
市場では一気に上昇傾向を示していますね。

 

個人的には今回のG20は少々期待外れでしたね。

 

「まだしばらくはこの状態が続くのかな・・」といった感じです。

しばらくは続くとみられるICOの無法地帯

確かに市場的な規模でいえば、
まだまだ世界経済に大きな影響を及ぼすほどの
市場規模ではないのかもしれません。

 

ただその理由だけで、
今回の中でしっかり議論されないのは残念でした。

 

これを受けて、
特にICOではまだしばらくは「無法状態」が続くでしょうね。

 

せっかくfacebookやGoogleにより、
「仮想通貨を正していこう」という風潮が見られかけたのに、
G20がまさかのスルー。

 

巷では、

「仮想通貨はシリコンバレーでは仮想通貨を受け入れられているが、
金融関係者には嫌われている存在」

といったようなイメージが持たれています。

 

そのイメージがそのまま今の現状を表している感じですね。

 

もし今回のG20で、
「仮想通貨に対して規制の強化を実施する」
と発表になれば、仮想通貨の市場は一時的には下落に向かうでしょう。

 

ただ、一時的な下落が起こったとしても、
ここでは強い意志を示してほしかったというのが正直なところです。

 

「痛みを伴わないと根本的な改革は起こせない」
というのが私の見解です。

 

仮想通貨の市場はまだまだこんなものではないと確信しています。

 

現状はせいぜい30~50兆円くらいの市場規模にとどまっていますが、
まだまだ仮想通貨は黎明期でこれからどんどん伸びていくと思います。

 

遅かれ、早かれ。

 

そのためにはさらなる規制、整備の強化が不可欠になってくるのですが、
それがなかなか追いついていない・・

 

IT業界と金融業界の時間の流れのスピードが違いすぎるのが、
これを見ても一目瞭然ですね。

 

難しいこととは思いますが、
お互いが同じスピードで物事が進むことを願いたいと思います。

 

⇒ベネズエラの仮想通貨ペトロがアメリカで禁止発令に

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