こんにちは、バラです。
国内の仮想通貨取引所「bitbank」で新たなサービス、
「レンディング」が2018年の4月にスタートされます。
自分が保有している仮想通貨を誰かに貸し出すことで、
その利子を受け取れるというようなサービスです。
このサービスが今後広がりを見せていくのか、
特徴やメリット・デメリットを考えながら述べていきたいと思います。
目次
レンディング（貸仮想通貨サービス）の特徴
・対象者：ビットバンクのユーザー
・貸出期間：1年間（1年間しばり）
・利率：3～5％
・申込数量：1BTC～1000BTC
・最初はビットコインのみの開始予定。後にその他の仮想通貨も対応予定
・途中の解約手数料として5％
利率について
5BTC未満 ： 3％
5BTC～10BTC未満 ： 4％
10BTC以上 ： 5％
貸付料によって利率が変わります。
単純に貸す量が多ければ多いほど、
利率が上がる仕組みですね。
他の仮想通貨について
2018年4月のスタート時はビットコインのみでのスタートになります。
後にbitbankで扱っているコイン、
・イーサリアム
・モナコイン
・ビットコインキャッシュ
・リップル
・ライトコイン
などのレンディングも随時開始されていく予定です。
レンディング（貸仮想通貨サービス）のメリット
１．長期保有者にはメリットがある
ビットコインをはじめ、
一度買ったら仮想通貨を数年単位で持ち続け、
すぐに売るということは考えていない人にはメリットがあります。
仮想通貨の業界は、
まだまだ始まったばかりの世界です。
仮想通貨元年と言われた2017年でバブル的な現象が起こったことは事実ですが、
まだまだ黎明期であることに変わりはありません。
それを見越して今後10～20年にかけてこれからさらに仮想通貨は伸びていく、と
お考えのある人であればこのレンディングは利用できる価値があると思います。
２．大口には有利
ビットコインを大量に保有している人にとっては有利ですね。
最大1000BTCまで貸し付けることが可能です。
仮に1000BTCを1年間貸し付けたとすると、
翌年に利子として50BTCが入ります。
1BTC=100万円で換算すると、
年間で5000万円の収入になります。
これだけで十分利益が出せますね。
レンディング（貸仮想通貨サービス）のデメリット
１．1年間という縛り
貸し付けを行うと1年間その仮想通貨を一切触ることができません。
もちろん売ったり、送金したりすることができません。
もし途中で解約したい時は、
解約手数料として5％が取られてしまいます。
せっかく貸し付けて利率をもらう名目で始めたのが、
逆に5％とられてしまうという状況があり得ます。
２．取引所のリスク
1度預けると1年間は取引所から取り出すことはできません。
もちろん取引所がハッキングされてしまったなんてことになったら、
自分の仮想通貨が戻ってこないという事態が考えられます。
預金保証はないので戻ってこないと考えておく必要があります。
３．短期的な投資家には向かない
「1年間も仮想通貨を預けること自体考えられない」
という方も中には入ると思います。
短期的な投資を目的としている人にとっては、
1年間預けるという概念自体持ち合わせていないでしょう。
結局レンディング（貸仮想通貨サービス）はお得なのか？
メリットデメリットのおさらいですが、
メリット
・長期保有者にはメリットがある
・大口には有利
デメリット
・1年間という縛り
・取引所のリスク
・短期的な投資家には向かない
以上のようになります。
メリットの中で、大口に有利とありますが、
はたしてイチ個人で1000BTC持っている人なんてどれくらいいるでしょうか？
・・ほとんどいないですよね。
現実的に考えて、
例えば10BTCを保有していてそれを貸し付けるとすると、
1年間＝0.5BTC=50万円。
この収益をどう見るかですね。
デメリットで挙げた、
取引所のリスクや送金などができないことを鑑みたうえで、
それでも価値があると思う方はやられるのがいいと思います。
ちなみに私自身はこのサービスは利用しないでしょうね・・。
何よりbitbankから通貨を送金できないというのが一番のネックです。
正直なところ、bitbankもいつハッキングにあうかわからないです。
どれだけセキュリティ性が高い取引所だったとしても、
私自身は取引所に多くの資産をの預けておくのは良しとしていません。
そのため1年間も多くの資産を動かせない状態に
自ら身を置くことはおそらくしないでしょう。
自分が持っている資産の一部を
レンディングするのならアリかもしれないですね。
くれぐれもこのレンディンングを利用するときも、
自分の投資計画と照らし合わせて利用されてください。
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