現在国内ではたくさんの仮想通貨取引所があります。
ただ、その全ての取引所が信用できる取引所かといわれれば、
残念ながらそうではありません。
実際に国内の取引所でも、
信用できない取引所も存在します。
一昔前のFX業界も同じ状況だった
同じような状況が、
一昔前のFX業界でも起こっていました。
例えば今では考えられないのですが、
高レバレッジが効くFX業者が存在しました。
高いところでは200倍とか平気でありましたね。
高レバレッジを魅力に感じて、
そこからFXに参入する人も増えました。
ただ、この頃はまだ法整備がきちんと整っていなかったため、
FX業者も玉石混交でした。
中には、顧客の資産と会社の資産を区別せず、
重大なシステムエラーを引き起こす業者もあれば、
最悪なケースでは業者が資金を持ち逃げするケースもありました。
そのような経験から、
FXでも法整備の強化に乗り出し、
レバレッジの規制や業者に対する厳しい規則が課されるようになり、
今のように改善しています。
今後、仮想通貨業界も、
同じような道をたどっていくことになるでしょう。
取引所のどういうところを確認すればいいか？
では実際に取引所を選ぶ時に、
どのような点について確認するべきかということですが、
大きく4つのポイントがあります。
１．安全性（セキュリティ面）
まず1番に重要なポイントは安全性についてです。
大きな目安としては、
「金融庁からの認可を受けているか？」です。
金融庁のホームページをみると、
認可が下りた取引業者を確認することができます。
詳しくはこちらの記事を参考にしていただければと思います。
２．手数料
2番目に見るところとしては、
手数料がどれほどかかるかということです。
手数料というのは、
仮想通貨を売り買いした時に発生するのはもちろんですが、
送金するときにも手数料が発生します。
そしてこの手数料というのは一律ではなく、
各取引業者によって異なります。
例えば入金は無料だが、
出金には手数料がかかるところもあれば、
入金も出金も手数料がかかるところもあります。
そのため、自分が行おうとしていることに対して、
それぞれの取引所ではどれくらいかかるのか、
確認することは必要です。
３．提携銀行はどこか
特に提携銀行がどこになっているかということも
大事なポイントの1つです。
例えば国内のメガバンクを経由して、
入金・出金できる取引所であれば、
1つ信用が置ける取引所として扱うことができるでしょう。
しかしながら、
例えば海外のどこか聞いたこともない銀行名だったとしたら、
信用が置けないですよね。
これも取引所を選ぶ際のポイントになります。
４．取引ツール
そして最後に、
ツールの使いやすさをあげておきます。
各取引所では、
取引ツールとして各種取り揃えています。
スマホで取引出来るように専用のアプリを開発したり、
チャートが見れるようにツールを用意している業者も多いです。
しかしながら使いやすさについては異なります。
自分に合う合わないがあると思いますので、
いろんな取引所を比べてみて、
どのツールが使いやすいか比べてみるといいでしょう。
まとめ
取引所を選ぶポイントとして、
大きく4つのポイントを紹介しました。
１．安全性（セキュリティ面）
２．手数料
３．提携銀行はどこか
４．取引ツール
しかしながらこの中で一番重要なのが、
やはり「安全性」ですね。
ただ個人的には仮想通貨を取引所で
ずっと保管し続けるというのはあまりおすすめしません。
保管するには、
別にハードウォレットなどの別のウォレットを持つことをおすすめします。
取引所はあくまで、
仮想通貨の売り買いをすることを目的とした利用に限ることが
現状での対策ですね。
そして取引所では手数料などの違いがありますので、
それらを比較したうえで便利な取引時を利用していきましょう。
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