リップルは現在第3位の時価総額となっている、
注目度が非常に高いコインです。
世界的にも有名なGoogleが出資したことにより、
話題にも上っているリップルです。
ではそのリップルについて、
解説していきたいと思います。
リップルの概要
リップルはRipple社により、
2013年11月に開発されました。
リップルの一番の目的は、
「送金をよりスピーディに簡単に」することです。
ビットコインは非中央集権的なコンセプトなのに対して、
リップルはどちらかというと中央集権的な考え方になります。
それはRipple社が全体的に管理をすることにより、
送金スピードを格段にあげる作用があります。
またこれはRipple社だけが承認するのでなく、
バリデーターと呼ばれる限定された承認者が複数いることで、
Ripple社の単独ではない承認方式を採用しています。
このようなコンセンサスアルゴリズムを、
「プルーフオブコンセンサス(PoC)」といいます。
それは今ある銀行間取引を、
今よりもスピーディに手数料を抑えた方法を確立しようとしています。
実際にこのリップルの技術を用いようと、
すでに世界で100社以上の金融機関と提携しています。
採用を発表をしている金融機関
国内では、
三菱東京UFJ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行、ゆうちょ銀行、りそな銀行
などメガバンクはリップルの採用を発表しています。
世界的には100社以上の金融機関が採用を発表しています。
リップルの特徴
・送金スピードが速い
ビットコインの送金では、
1取引当たり10分の時間を要しており、
送金時間がネックになっていました。
リップルではこの時間を大幅に短縮することができます。
なんと1取引あたり約4秒で取引を完了できます。
・送金コストが安い
このリップルという仕組みは、
主に金融機関を通してやり取りが行われます。
そこで現状の銀行間の送金コストを考えた時、
そのコストが大幅に削減できるのがこの仕組みです。
・IOUを使った取引
リップルの最大の魅力は、
「IOUを使った取引」にあります。
IOUとは、いわゆる「借用証書」のことです。
「I owe you(私はあなたに借りがある)」
というのが語源になっています。
リップルではIOUを発行する期間を「ゲートウェイ」と呼ばれています。
現在ではリップルネットワークを採用している、
金融機関や取引所のことを指します。
そのゲートウェイに資金を預けると、
預かったと証明したものとしてIOUが発行されます。
このIOUによって自由に取引できることが、
リップルの最大の特徴です。
リップルの価格
リップルが発行された当初は、
1XRP=1円にも満たない価格で推移していました。
そこから2017年に入り徐々に値を上げていきます。
そして2018年1月には、
最高、1XRP=360円という値をつけます。
たった1年で300倍以上となり、
現在は時価総額、第3位の通貨となっています。
まとめ
リップルのこの実需の魅力を感じて、
リップルを購入している人は多いです。
実需という意味では、
一番将来性のある仕組みとも言われています。
ただ1年、2年という短いスパンではなく、
5年、10年というもっと長い目で見る必要がありそうです。
これはリップルに限ったことではなく、
仮想通貨全体に言えることかもしれませんが。
ただ、今の時点から仮想通貨を知り、
それぞれどのような特徴があるのか、
自分で知ることはとても大事なことですね。
リップル以外の仮想通貨も知りたいという方はこちらをご参考ください。
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