ビットコインの表記としては、
「BTC」という表記を目にすると思います。
これは、ビットコインを表わす通貨単位になります。
ビットコインの単位4種類
BTCだけでなく、
ビットコインにはいろんな単位が存在します。
1BTC = ビットコインの基本単位
1mBTC = 0.001BTC (1000分の1の単位)
1μBTC = 0.000001BTC (100万分の1の単位)
1satoshi = 0.00000001BTC (1億分の1の単位)
現在では大きく4つの単位が存在します。
ビットコインの価格が高騰してきたことにより、
「BTC」という単位だけでは不便になってきた背景がありました。
ちなみに最少単位である「satoshi」ですが、
こちらはビットコインの生みの親である
「サトシ・ナカモト」という人物の名から由来しているといわれています。
サトシ・ナカモトについて詳しい記事はこちらをご参考ください。
今後の価格の変化によっては、
また新たな単位が登場する可能性もありますね。
通貨表記について
仮想通貨に限らず、
あらゆる通貨は基本的にアルファベット3文字で表記されます。
例えば日本円であれば「JPY」ですし、
米ドルであれば「USD」になります。
そして仮想通貨も同じように3文字で表記されます。
ビットコインであれば「BTC」ですね。
しかしながら、海外のサイトなどでは、
BTCを「XBT」という表記されることが起こっています。
これはいったいどういうことなのでしょう?
実はこの背景として、
「ISO4217」という国際基準を採用していることにあります。
この国際基準では、
アルファベット3文字のうち、
最初の2文字を国名を表わすコード、
そして最後の1文字を通貨のイニシャルを表わすこととなっています。
例として、
日本円の場合:(日本=JP、円=Yen)⇒JPY
米ドルの場合:(アメリカ=US、ドル=Dollar)⇒USD
そして「ISO4217」では、
国が特定できない通貨の場合、
最初の1文字を「X」と表記するよう決められています。
ここからBTC⇒XBTという表記が使われるようになりました。
この様な表記になってきた背景としては、
ビットコインと他の法定通貨とのやりとりが活発になってきたことにより、
法定通貨と同じように国際基準に則り同じ表記にすべきだという声が高くなってきたことにあります。
他のアルトコインでも「X」を用いた表記が見られるように多くあります。
リップル⇒XRP
ネム⇒XEM
辺りはメジャーですね。
法定通貨とのやり取りが多い通貨ほど、
「X」を用いた表記が多くなる傾向にあります。
このことから、今「X」がなく表記されている3文字の表記も、
今後は変更する可能性も多く含んでいます。
そのようなときは、
「Xがついているのは国際基準に則り表記されているんだ」
ということを思い出していただければと思います。
⇒ビットフライヤーがビットコイン取引量で世界1位になった2つの理由
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