国家初の仮想通貨「ペトロ」がもたらす業界への影響とは?

こんにちは、バラです。

 

世界で国家初の仮想通貨「ペトロ」が発行され、
世界中でも注目されているようですね。

 

「なんせ国家で初めて発行された通貨だからその進捗がどうなるか気になる・・」

 

そこも確かに注目すべき点ですが、
大方の人が感じていることは、
「破綻寸前の国が出したペトロって本当に信用できんの??」てことです。

ベネズエラの危機的な財政状況

ベネズエラは現在、
財政的に危機的状況に陥っている国です。

 

もともと産油国として知られる南米のベネズエラですが、
原油価格の下落で物価が高騰している背景があります。

 

そのため食料品や生活品の不足などで、
市民に深刻な影響を及ぼしています。

 

歴史あるあるですが、
国内の経済状況が悪化すると、
政府は紙幣を乱発して経済を活発化させようと試みます。

 

ベネズエラも例外なく同じ失策を行いました。

 

そして現在国内で起こっている現象がハイパーインフレです。

ベネズエラのハイパーインフレ

ベネズエラの法定通貨は「ボリバル」ですが、
ハイパーインフレによりその価値は大暴落しています。

 

最近のレートでいいますと、
およそ1ドル=200,000ボリバル。

 

その物価上昇率は2,600%以上とも言われています。

 

・・とんでもない数値ですね。

 

そんなベネズエラが発行した「ペトロ」です。

 

皆さんならどう思うでしょうか?

 

買いたいと思うでしょうか??

「ペトロ」の概要

発行枚数は1億ペトロを予定しており、
プレセールは3,840万ペトロを販売しました。

 

当初、1ペトロ当たり60ドルの販売価格を予定していましたが、
あまりに人気がなく60%割引きで販売されることになりました。

 

プレセール初日で7億3500万ドルの調達に成功したと世間には公表していますが、
これが本当のところかどうかは不明です。

 

1ペトロ=1バレル(原油単位)を裏付けとしているが、
ペトロと原油の交換は保証されていません。

 

・・とこんな感じですが、
個人的に上記で気になったのは2か所。

 

・プレセールで60%割引きで販売開始
・1ペトロ=1バレルを裏付けとしているが原油交換の保証はしていない

・プレセールで60%割引きで販売開始

そもそも出発点ですでに60%引きにしないと、
売れない状況にあったというのが1つのポイントですね。

 

これは、やはりペトロに対する不信感の表れでもあるでしょう。

 

その不信の原因は経済不況が1つの要因ではありますが、
さらに次の理由にもよります。

・1ペトロ=1バレルを裏付けとしているが原油交換の保証はしていない

政府が「1バレルの価値がありますよ~」と言っているわりには、
原油と交換をすることはできません。

 

こんなんで本当に1バレルの価値があると思う人はどれくらいいるでしょうか?

ペトロを買う人の思惑

このようにマイナスの材料しかないペトロですが、
実際に買う人は存在します。

 

その中でペトロを買う人には2種類の人が存在するのではと考えています。

1.60%割引きに割安感をおぼえて買う

プレセールの時点では60%割引きで取引がなされました。

 

そのため値が下がってもプラスで取引を終了できる算段があり、
ペトロを購入した人がいると考えられます。

2.一瞬の暴騰にかける

新規で仮想通貨が買われる際、
数ある仮想通貨のうち、何十~何百分の一の確率で、
暴騰する仮想通貨があるのも事実です。

 

「ダメもとで買って暴騰したらラッキー」
くらいの感じで買っている人がいることが考えられます。

一般の人には手が出せない通貨

仮想通貨に精通していて、
またその取引を行うリスクを十分に理解している人にとっては、
ある意味面白い案件なのかもしれませんね。

 

ただ、世間一般的には、
このように経済状況がよろしくない国が仮想通貨を発行する。

=「ただの金集めの為だけに仮想通貨を発行している」

⇒「いずれはその仮想通貨なんて使い物にならなくなる」

⇒「やっぱり仮想通貨は詐欺だ!」

と考える人は多くなってしまうのかなと考えてしまいます。

 

実際にICOで出てくるコインの99%は詐欺的なものが多いですから。

 

それがより注目度の上がる国家がやるとすると、
それこそ仮想通貨への世界的な評価が下がってしまうことが懸念されますね。

 

個人的には投資的な意味合いより、
早く一般的に仮想通貨が浸透してほしいと思っているので、
1日でも早く仮想通貨が健全にやり取りできることを望んでいます。

 

その方が仮想通貨それぞれの価値も上がっていくので、
結果的に投資面にもプラスに働きます。

 

今使っている円のように、
誰もがそれ(仮想通貨)に価値を感じ、
当たり前に決済手段として取引している世界です。

 

その新たな一歩として、
日本では今後ICOの規制を強化する策も考えられています。

 

これは私にとっては喜ばしいことです。

 

ICOの分野はまだまだ野放し状態ですので、
一刻も早い整備を望みます。

 

このペトロも破綻することなく、
健全にやり取りされるようになってほしいと望みますね。

 

・・難しいかな?(笑)

 

⇒ベネズエラの仮想通貨ペトロがアメリカで禁止発令に

⇒インターネット広告で次々と仮想通貨関連が規制されている現状

⇒仮想通貨関連の広告規制が厳しくなることで何が変わるのか?

⇒なぜ仮想通貨のクレジットカード購入が禁止になったのか?

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