ブロックチェーンで行政の仕組みが変わるのか？

ブロックチェーンの技術は、
主に仮想通貨で使われているイメージが強いです。実はブロックチェーンが

しかしながらブロックチェーンの技術が使われているのは、
何も仮想通貨だけに限りません。

このブロックチェーンの技術を使った行政管理というものも、
各国で注目されています。

ウクライナのe-Voxの開発

例えばウクライナ行政では、
複数の民間企業と連携してブロックチェーンを使ったシステム、
「e-Vox」の開発に取り組んでいます。

このシステムが出来上がると、
ブロックチェーンを使ってコインを用いて国民投票を行ったり、
書類の作成をブロックチェーン上で行い、
改ざんを防ぐことができます。

今国内でタイムリーな「森友学園問題」の文書書き換え事件などは、
ブロックチェーンを使えば一発で解決できるのにと思ってしまいますね・・。

ベルギーにあるアンントワープ市でも、
行政サービスに関わる実験に取り組んでいます。

「デジタル・アントワープ」というスローガンを掲げて、
先進的でオープンなプラットフォームの開発に取り組んでいます。

こちらでは主に、
・出生・生存証明
・住民票
・生涯学習
・公共意思決定

等の分野の行政サービスが進められています。

これらを全てブロックチェーンで管理できれば、
効率化を図ることができ、
さらにコストダウンにつながるため開発がすすめられています。

このほかではエストニアでは国民の医療データの管理目的のため、
ブロックチェーンの実験が行われています。

またスウェーデンでは、
土地登記の分野で応用させるために
ブロックチェーンの研究が進められています。

話を日本に戻したとき、
今の国の行政に透明性があると言い切れますか？

私は間違っても「Yes」とは答えられません。

今の森友学園問題がいい例ですね。

文書の改ざんなんていうのは、
今の仕組みでは簡単に出来てしまう実情があります。

そして特に行政で不透明な部分は、
お金の流れですよね。

例えば政治家がいつ、どこで、どのようにお金が使われたか？

一般国民には分かる由もありません。

これが改ざんできず、
きちっと把握できる制度があれば良いと思いませんか？

これが実現できるのは、
紛れもなくブロックチェーンを使った技術になります。

ブロックチェーンは改ざんができず、
透明性が高い仕組みです。

日本の行政にこそ、
このブロックチェーンの技術を浸透させてほしいですね。

国民にはマイナンバーという制度を設けて、
1人1人の管理をしやすくしたのに、
こと自分たち（行政）のことに関しては透明性のかけらもない。

日本もいち早くブロックチェーンの技術を行政に取り入れ、
透明性のある国になるとこを望みたいですね。