こんにちは、バラです。
国内では2014年、マウントゴックス事件で多くの人がビットコインの存在を知り、
そして2017年に仮想通貨の認知度は一気に広がりました。
その証拠に各仮想通貨の取引所はここぞとばかりに、
CMを乱発していますよね。
ローラさんや成海璃子さん、
最近では剛力彩芽さんなど著名な芸能人を見かけます。
さぞ国内でも仮想通貨の投資人口が広がっているんだろうなと
個人的には考えていました。
しかしながら、ある記事を見て自分の予想と反していたのでびっくりしました。
それは、フィスコ社が行っていたアンケートを見た時のことでした。
あまりにも私の予想とかけ離れていたんです。
それは、約1500人に仮想通貨に関して質問したアンケートがありました。
以下、引用させていただきます。
■仮想通貨を購入したことがあるか
仮想通貨の購入については、「既に購入している」人は2.9%、
「今まで購入していないが、今後購入したい」という人は25.2%、
「今まで購入していないし、今後も購入したいと思わない」という人は71.8%となった。
4人に1人は購入したいと思っていることがわかった。
このアンケートでは、
何と3%弱の人しかまだ仮想通貨を買ったことがないという事実。
私の予想では10~20%くらいの人は、
すでに経験しているかなと考えていました。
まだまだ自分の考えは甘いことを思い知らされました^^;
世界で見てみますと、
約1,200万ユーザーほどが利用しているというデータがあります。
ちなみに先ほど3%弱というデータがありましたが、
これは20歳~69歳を対象にしたアンケートでした。
20歳~69歳の国内の総人口はおよそ8,000万人ほどでしょうか。
だとすると、その3%であればおよそ300万人ほど。
世界規模で1,200万人ほどと考えると、
「まあ妥当なところかな」と考えることもできます。
日本は世界でも第3位の仮想通貨人口を誇ります。
1位は中国、2位にアメリカ、そして日本です。
いずれにしても仮想通貨を利用している人口は、
まだまだ少ないと感じたのが私の印象でした。
そんな時、私がまだ中学生だった頃を思い出しました。
90年代後半から日本で爆発的に普及したものとして、
パソコン(インターネット)があげられます。
今ではスマホでもインターネットが使えるので、
一家に1台どころか、1人1台の時代になりました。
ただこの90年代前半でパソコンがこれほど普及すると考えた人は
どれくらいいたでしょうか?
当時利用していた人の数値としては、
ほんの5%ほどの普及率でした。
それが、「Windows95」の登場によって、
爆発的に普及することになります。
その後、インターネットの普及によって、
生活スタイルは一変することになりました。
外に出かけなくても、
食品や物が買えるようになりました。
地図を持って運転しなくても、
カーナビが行先を案内してくれるようになりました。
世界とつながりながら、
オンライン上でゲームをすることができるようになりました。
これらすべて、25年前には考えられなかったことですね。
このようなことが通貨の世界でも、
遠くない未来で起こります。
1つの説としては2020年のオリンピックまでに、
仮想通貨を実装したやり取りが現実的になるとも言われています。
世界ではすでに仮想通貨を利用した取引が多く行われているので、
世界標準に日本を持っていくために準備が進められているというわけです。
一方で「仮想通貨が標準通貨になるはずがない」
という声もあります。
確かに、現状の仮想通貨の値動きでは、
通貨としてはまだまだ不安定だと思います。
ビットコインで言えば昨日90万円だったのが、
1日たてば100万円になっているということが往々にしてあります。
これほど値動きが激しいと、
商品やサービスと交換するには
なかなか難しいという現状もあります。
だからこのままの状態で、
仮想通貨が一般的に普及するとは私も思っていません。
ここから、もう1段階、2段階のアップデートがあって、
仮想通貨としての本当の使い道が出てくると思います。
ちなみに、今はビットコインが仮想通貨の主流にされていますが、
こちらも遠くない将来、ビットコインにとって変わるメインの仮想通貨が現れるでしょう。
ビットコインでは本当の通貨として使うには、
まだいろいろと問題があるからですね。
その欠点を補う仮想通貨が出てきているのも事実です。
その使い勝手が明るみに出た時、
あの95年のwindows発売時のように
仮想通貨が一気に普及していくかもしれませんね。
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